2021.11.16
色が与える印象の違い
こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホーム八戸店です!!
あなたはどんな色が好きですか?
色から連想するイメージや配色によって、物質そのものの印象が大きく異なったりすることは多くの方が知ったところかと思います。
また11月16日は「いい いろ」の日ということで、今回は家づくりで迷いがちな【色】をテーマに内観・外観で分けて紹介します。
壁紙や床材、外壁材は気軽に変えられるようなものではありませんので、慎重かつ自分らしく、それでいて洗練されたものにしたいものですね。
<内観>
●空間全体を淡い色で統一
お部屋を広く見せたいときには、白を中心とした淡い色で室内を統一するのがオススメです。
壁紙や床材の色にもホワイトやライトグレーなどの淡い色を選べば、室内全体が開放的なイメージになります。
注意してほしいのが、インテリアまで淡い色で統一してしまうと室内の輪郭がぼやけてしまうので、ソファーやカーテン・アクセントウォールなどでメリハリをつけてあげましょう。
●床の色だけ濃い色に
床の色だけを濃くしてあげると、床に重みが生まれ天井が高く見える効果があります。
●壁の一部を寒色系の色に
室内に奥行きを出したいときには、壁の一部にブルーやグレーなどの寒色系のアクセントカラーを取り入れることで、寒色系の色が持つ物が奥にあるような錯覚効果が生まれます。
ポイントになるのが、アクセントカラーにする壁は面積が狭い部分にすることです。これにより、より室内を細長く奥行きがあるように感じさせることができます。
●天井の色だけ濃い色に
天井に濃い色があることで室内にほどよく圧迫感がでて、室内全体が落ち着いた雰囲気になります。
ブラウンやグレーなどの暗いトーンがオススメです。木目調やヘリボーンなどの柄物のクロスにしてあげると、より洗練された空間を醸すことができます。
●床と天井を濃い色に
さらに落ち着いた雰囲気にしたいのであれば両方に濃い色を使い、その面積が増えると室内全体が締まり、よりクラシカルでシック感が増します。ただし、圧迫感が出てしまい狭く見えてしまうので注意が必要です。
<外観>
外壁の色を決まる時には、つい外壁のことだけを考えてしまいがちですが、サッシやドア・屋根などとの相性を考えることも重要です。
また、色見本を見て選んだものの「イメージと違った」なんてこともあります。見本は蛍光灯の下で見るのではなく、太陽光に当ててみるなど覚えておけば、こういった失敗も防げるかもしれません。
●白
明るさや清潔感のある印象を家に与えることができ、周囲との調和もGOOD!
ただし汚れを放置すると一気に清潔感がなくなるので、こまめな清掃が必要です。
●ベージュ
落ち着いた印象の家に仕上げることができ、見ている人に安心感を与える効果が期待できます。汚れが目立たないことが人気の理由のひとつで、最も無難な色と言ってもいいでしょう。
●グレー
モダンで落ち着いた印象を与えることができ、クールな印象を併せ持つため、おしゃれな雰囲気を醸し出します。この色も汚れが目立ちにくく、洗練されたイメージが好みの方にとっては扱いやすく失敗しにくいものと言えます。
●黒
家に重厚感と高級感を与えかっこいい印象になります。意外にも黒は汚れが目立ちますので、こまめな清掃が必要です。
●茶色
シックで大人な雰囲気を醸し出すことができます。赤い茶色に寄せると温もりを演出することができます。注意したいのは茶色といっても幅が広く、イメージとの違いが起こりやすい色となっています。
●暖色系
淡いオレンジやピンクは温かみがあり柔らかな印象を与えます。薄いオレンジはアットホームな印象を演出。周囲とは違う見た目にこだわる方にとっては、選択肢が広がる頼れる存在です。
●寒色系
薄い青などは、見た目にも爽やかで好印象を与えることができます。緑は自然な色なのでナチュラルな印象になるとともに、リラックス効果があると言われているので安心できる癒しの家といった印象も与えます。これらの色は濃くし過ぎると周りとの調和を崩してしまいますし、色あせもしやすいので淡い色を選択するのが無難でしょう。
暮らしの中で多くの時間を過ごす空間ですので、こだわりが出てしまうのは当然ですよね。
しかし数十年後、壁やクロスのメンテナンスのタイミングで色を変えればいいと考える方もいますので、まずは気軽にその時の気持ちに正直に選択してみるのもいいかもしれませんね。
次回もよろしくお願いします。