こんにちは!

八戸市の工務店、タナカホーム八戸店菅井です。

 

皆様は宝くじで数億円当たったら何に使いたいですか?

わたしが住宅会社の人間だからでしょうが、やはりマイホームに使いたいというお声を多く頂戴致します。

「宝くじでも当たれば、パパパっと建てるんですけどね」

「今の住まいは気に入っていないけど、宝くじでも当たらないかなあ」

なんていう話はよく聞きます。

 

でもここでちょっと考えてみたいのですが、三億円あれば理想のマイホームが手に入るのでしょうか?

 

さあ宝くじが当たりました。

やったぜ!さっそく住宅会社に行こう!!

 

え・・・どこに行けばいいの?

 

はい。まずここです。どこの住宅会社さんに聞きに行けばいいのか問題です。

手あたり次第、色々な住宅会社さんを回っても「うちが一番です!」て言います。もちろん言います。

宝くじが当たったということで、どこの住宅会社さんも張り切って説明してきます。宝くじが当たったと何故バレたのでしょう?不思議なものです。

不思議なことはまだまだあります。住宅会社さんによって説明が対立するものです。

 

一体どれが正解なのでしょう。誰が正しいのでしょう。

 

家づくりには様々な要素があります。

外壁材だけでも窯業系、金属系、木製板張り、タイル張りなど様々あります。

断熱材も多くの種類があります。キッチンも洗面台もお風呂も本当にたくさんあります。

どれが絶対的な正解とは言いませんが、長持ちするしない・金額が高い安いには大いに関わってきます。

宝くじのように、どの売り場でどのタイミングで買っても同じものが手に入るわけではないのです。

 

お家づくりの際にはそれぞれのメリット・デメリットを踏まえて、どれにするか選択していかなくてはなりません。

 

特に「あったかいお家」と「暖房を切るとすぐに寒くなるお家」の違いは、普段目に見えない壁の中にあります。

つまり、住宅会社さんに「断熱材はどうなってますか?」と聞かないと会社さん同士の違いがわからないですし、尚且つ説明を聞いてそれが適切な内容であるかどうかを理解する必要もあります。

住宅会社さんによっては、断熱材について聞いても「そのあたり、うちはしっかりしてますよ」の一言で終わりにされたりします。宝くじが当たっても欲しい情報は手に入らないこともままあります。

 

お家は大きな大きな買い物です。何千万とする買い物をして、後悔することがあった時に「勉強代だった」と割れきれる人ならいいと思いますが、そうでないならきちんと調べておかないといけません。

 

この情報の壁というのは分厚く、宝くじが当たっても理想のマイホームが建てられないと思うポイントのひとつです。

 

さて、今回の話をまとめますと、宝くじが当たる当たらないに関わらず、お家づくりに興味があるのであればまずは話を聞きにいってみてください。

宝くじは当たった人だけしか得がありませんが、わたしたちは100%説明します。

一度足を運んでみてください。

 

ここからは完全に余談なので読み飛ばして頂いても良いのですが、高校時代宝くじの期待値を計算したことがあります。

1口300円で宝くじを買った時の期待値は30円という結果でした。

これは10口セットを3000円で買えば、1枚は300円(一番下の賞)が当たることが期待できるという意味です。

「思ったよりも良心的だな」というのが当時の感想です。

 

今年こそは当たりますように!!

次回もよろしくお願いします。