2022.06.28
まるで旅気分!?
こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホーム八戸です。
さて、6月26日は露天風呂の日です。
露天風呂とは野外や屋外に設置された屋根を設けないお風呂のことで、景色を眺めながら入浴できることや、入浴中に開放感を味わえることなどから、温泉のなかでも人気が高いです。
そんな露天風呂が我が家にあったら最高ですよね?
今回は注文住宅で露天風呂を作ろうとした場合のポイントをお知らせしていきますね。
プライベート空間の確保
自宅の敷地内とはいえ裸で屋外をうろつくことになるため、目隠しやプライバシー対策は必須です。
人通りの多い場所に面していたり、隣の住宅との距離が近いなどの場合は、そもそも露天風呂の設計・設置に適さない場合もあります。
使いやすさと生活動線
いくら非日常を感じられる空間だとしても、ある程度の実用性も考慮しましょう。
あまりにもこだわりを重視しすぎると
使いづらい・移動が大変・掃除やメンテナンスが面倒
などの理由で、結局使わなくなってしまうことも!
月々の維持コストや使い心地を事前にイメージしつつ、実用性と非日常感のバランスをとることが大切です。
ところで実際に注文住宅で露天風呂を作る場合、どこに設置するのがベストなのでしょうか?
本格的な露天風呂
広大な庭スペースを確保できるなら、予算次第で温泉旅館さながらの豪華な露天風呂を作ることができるでしょう。広さ・素材・デザインなどを自由自在に組み合わせられるのが最大のメリットです。
場所的に目隠し対策は必須なので、プライバシーを考慮して作ることが大切です。
眺めの良い露天空間
テラスやバルコニーに露天風呂を作ってしまうのもありです。2階部分に作ればプライバシー対策をしやすく、景色の良さも楽しめる空間が完成します。
室内から直接アクセス可能な設計ができるので、脱衣スペースを確保しやすいのも嬉しいポイントです。
天空のスパ
最高の景観を楽しみたい人に向いているのが屋上の露天風呂です。施工費は高いですが、最高に贅沢な時間を過ごせるでしょう。ジャグジーを導入すればスパやナイトプールのような雰囲気に!
目隠し対策は必要ないように思えますが、角度によっては丸見えになってしまうこともあるので注意が必要です。
欠点は屋上まで行くのが面倒になりやすいことです。
着替えや掃除などで居室と露天風呂を行き来することが多いので、建物の作りによっては移動が億劫になってしまう可能性もあります。
中庭の露天風呂
中庭は一面だけが屋外に面した「͡コの字型」と、全面が建物に囲まれている「ロの字型」の2つがあります。
●コの字型
開放感とプライベート空間を両立しやすいですが、庭に設置する場合と比べるとやや圧迫感を感じやすい
●ロの字型
外の景色は見えなくなりますが、目隠し対策は万全で100%プライベートな空間で露天風呂を楽しめる
本格的な露天風呂はコストがかかるのでちょっと・・・
という人は、浴室の設計を少し工夫してみましょう!
大胆なガラス張り
露天風呂気分を味わいたいなら、面積の大きいガラス窓を大胆に設置し、開放感抜群の景観を楽しみましょう。
目隠し用のカーテンやブラインドを設置すればプライバシーも守られます。
また、開閉可能なタイプの窓にすれば、状況に応じて露天風呂のように活用することも可能になります。
天窓をつける
注文住宅において天窓は珍しい設計ではありませんが、浴室に設置するとなると間取りを工夫する必要があります。
太陽の光や輝く星空を見ながらお風呂に入ればリラックス効果もアップ。空を見上げながらゆっくりと過ごす贅沢なバスタイムを体験できます。
お風呂は毎日使うもので、1日の出来事を振り返ったり体を休める場所になります。
注意すべきところは気をつけて、是非こだわりの快適空間にしてくださいね!
次回もよろしくお願いします。