2022.08.09
屋根について
こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホーム八戸店です。
今回は戸建て住宅で施工される代表的な5つの屋根材とその特徴をご紹介します。
①粘土瓦屋根
既存住宅まで入れると日本の屋根の半分を占め、100年を超える住宅でも粘土瓦屋根は健在です。
メリット
・60年以上の長い耐久性
・部分補修が可能でメンテナンス性が高い
・メンテナンス費用が少ない
・雨音がしない
デメリット
・初期費用が高い
・屋根材の重量は重い
②セメント瓦屋根
現在の新築ではセメント瓦は施工されていないため、粘土瓦に変更することをオススメします。
メリット
・表面が塗装されているのでデザインが豊富
・重厚感がある
デメリット
・比較的重い
・塗装のメンテナンスが必要
・生産者撤退していて在庫がない
③スレート屋根
スレート屋根材は5~6㎜程度と薄く、セメントと繊維素材を混ぜて板状に加工したものです。
表面が塗装品の為、デザインが豊富でリーズナブルです。
メリット
・初期費用が安い
・粘土瓦と比較して軽い
・デザインが豊富
デメリット
・塗装メンテナンスが定期的に必要
・ひび割れしやすい
・コケが生えやすい
・金属屋根に比べて重い
④ガルバリウム鋼板屋根
ガルバリウム鋼板は、アルミと亜鉛のメッキ層で鉄板を守っていて、昔のカラー鉄板(亜鉛メッキ層だけ)のときよりも赤さびの耐久性が高くなってます。
また、もっとも軽い屋根材であるため、最近は大変人気でよく見かけます。
メリット
・もっとも軽い
・緩勾配でも施工できる
・錆びにくい
・加工しやすい
デメリット
・雨音がうるさい
・塩害に弱い
・塗装は変色する
・メンテナンス費用はかかる
⑤アスファルトシングル屋根
洋風デザインの戸建てやマンションにオススメの屋根材です。
メリット
・割れない、錆びない
・加工しやすい
・安価
・安いリフォームも可能
デメリット
・表面の小石が落ちてくる
・コケが発生しやすい
・強風時にははがれやめくれが心配
それぞれメリット・デメリットがあるため、何を重視するか検討してみてくださいね!
次回もよろしくお願いします。