2022.08.16
インナーガレージのメリット・デメリット
こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホーム八戸店です。
車が必需品の家庭では、家を建てる時に「ガレージが欲しい」と希望する方も多いと思います。
特に住居の一部に組み込まれているインナーガレージがいいという声も多く聞こえます。
インナーガレージとは、建物に駐車できるスペースを組み込んでいるタイプのガレージで、シャッターやドアを設置できるため、車をクローズ空間に収納することも可能です。
愛車を雨風にあまりさらしたくない人、住居から車までの距離を短くしたい人などに人気です。
また、クローズした空間はプライベートを守りやすくするため、趣味の時間や家族の時間を過ごすスペースとして使う人もいます。車を停めるだけではなく幅広い用途で使えるのがインナーガレージの魅力のひとつです。
インナーガレージのメリット
①防犯面での安全性が高い
住居に組み込まれているため、「不審者の侵入に気づきやすい」「そもそも不審者が忍び込みにくい」というメリットに繋がります。
②雨風や汚れ、傷を防ぐことができる
カースペースやカーポートは悪天候だと車が汚れてしまいます。場合によっては強風で飛ばされた障害物がぶつかって破損の危険も生じます。
その点、壁に囲まれているインナーガレージは悪天候でも車の心配をする必要がありません。
③小さい子どもや高齢の家族には便利
家の中から車までの距離が近く、外に出なくても車へ行けます。
家屋の外に一度出るタイプの駐車スペースは、小さなお子さんや高齢の人にとって思わぬトラブルが起こる可能性もあるため、インナーガレージなら安全な移動ができるので安心ですね。
④趣味のスペースにもなる
車やバイク、サイクリングスポーツやアウトドアが好きな人なら、インナーガレージで思う存分メンテナンスやカスタマイズを楽しめます。
車がない時間帯には子どもの遊び場として使えたりもします。
また、作業に使う工具をはじめとした備品もガレージの中に保管しておけます。
インナーガレージのデメリット
①住居のスペースを取られる
インナーガレージは住居の1階部分の敷地を使って設置するため、1階の設置スペースが減ることになります。
設計の際に注意して必要なスペースを決める必要があります。
②工事費用が高くなることがある
耐久性や耐震性などをアップさせる補修工事が必要になり、結果として工事費用が高額になるケースは少なくありません。
③死角になりやすい
インナーガレージの住居は外から覗きにくく防犯面で優れていますが、その防犯性の高さがデメリットになる可能性があります。
万一に備えて照明や防犯カメラを設置しておいたほうが安心できるでしょう。
④固定資産税が高くなることがある
ガレージ部分の面積によって、固定資産税が変動します。
ガレージ部分の面積が住宅面積の5分の1を超えると固定資産税が高額になってしまいます。逆に5分の1未満であれば安くなります。
インナーガレージは車を使う家庭では便利なものです。特に小さいお子様やご高齢の家族には嬉しいスペースになるでしょう。
次回もよろしくお願いします。