2022.08.23
IHとガスコンロ どっちにする?
こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホーム八戸店です。
お家を建てる時IHにするかガスコンロにするか迷う方もいらっしゃると思います。
そこで今回はIHとガスコンロのメリット・デメリットをご紹介しますね。
その前に、まずは2つの機器の特徴を知っておきましょう!
IHの特徴
IHクッキングヒーターは、電力により加熱します。火やガスを使わないので安全性が高く、お年寄りや子どもにも安心です。
また、調理後はプレートを拭くだけなのでお手入れが簡単です。
ガスコンロの特徴
ガスコンロは火を起こし加熱します。そのため火災の原因にもなります。また、ガス漏れによる事故も起こる可能性もあります。
しかし、火を使って作る中華料理や炒め物は、より美味しく作ることができます。
また、昔からガスコンロを使っていて慣れている方は、ガスコンロのほうが使いやすいと思うかもしれません。
IHクッキングヒーターのメリット
〇トッププレートがフラット構造なので掃除がしやすい
IHクッキングヒーターは平たいプレートであるため、清掃性の面では一番です。汚れをさっと拭き取ることができるので、焦げがこびりついて・・・ということがないので、清潔な環境を維持することができます。
ただし、トッププレートと鍋が接触して調理するため、使用するにつれて天板が黒ずんできたり、傷ついたりすることもあるので注意が必要です。
〇部屋が暑くなりにくく夏場も快適
IHクッキングヒーターは火を使わないため、熱気が部屋に充満しにくく、夏でも快適に調理をすることができます。
〇火を使わないので、小さい子どもがいる場合は安心
IHコンロの最も大きなメリットは火を使わないことです。火を使わないことで安全性が高く、小さな子どもがいる家庭でも危険を回避することができます。
〇換気扇が汚れにくい
IHクッキングヒーターは、換気扇が汚れにくいと言われています。実は、ガスコンロは炎の上昇気流があるため、換気扇で確実に吸い込むことができます。そのため、換気扇の強さが同じであれば、IHクッキングヒーターは換気扇で吸い込まれない煙が多くなり、室内に充満してしまいます。
IHクッキングヒーターを使用する場合は、換気扇やレンジフードなど、換気をする設備に注意が必要です。
IHクッキングヒーターのデメリット
〇鍋やフライパンはIH対応のものしか選べなくなる
IHは電磁調理器でプレートが平面なので、使用できる調理器具が限定されます。近頃は幅広く対応した調理器具も登場していますが、価格が高く種類も少ないのが現状です。
また、今までガスコンロで使っていたものが使えなくなるので、余分な出費がかかってしまいます。
〇ヒーターの上に手を置いてしまい、火傷をする可能性がある
IHクッキングヒーターは火がでないので、ついうっかりパネルを素手で触ってしまい火傷をしてしまった・・・なんてことも起こる可能性があります。
〇炙ることができないので、焦げ目をつける料理や直火を必要とする料理には不向き
IHはプレートと調理器具が接していないと熱が伝わらない仕組みになっています。そのため鍋を振って調理する料理はしにくく、炙ったりすることもできません。
ガスコンロのメリット
〇五徳があるからキレイ・長持ち
ガスコンロの場合、五徳があるため鍋と天板が直接接触しないため、トッププレートが傷つかない・汚れにくいという特徴があります。
〇停電の影響を受けない
ガスコンロは電気を使用していないので、停電したとしても使用することができます。
〇鍋・フライパンの種類を選ばない
対応する調理器具がたくさんあるため、たいていの調理器具はガスコンロで使用することができます。
〇炙り・焦げ目を使った料理を作ることができる
ガスコンロは炎が鍋全体を加熱するのですぐに鍋肌が広い範囲で高温になり、食材を入れたあとも温度が下がりにくいので炒め物も美味しく仕上がります。
ガスコンロのデメリット
〇炎がでるので、小さいお子様やお年寄りがいる場合は危険
ガスコンロは火を使って料理をするため、どんなに気をつけていても危険がないとは言い切れません。
〇掃除がしにくい
コンロ自体が突起物があり平らではないため、油汚れがこびりついたままになりがちな場所です。
〇夏場は暑さが増す
熱い空気がキッチンだけでなく隣の部屋のも充満することもあるため、暑い日の料理は大変です。
ガスコンロとIHは、どちらもメリット・デメリットがあります。
IHクッキングヒーターは炎がでないので安全で、子どもでも安心して使うことができます。一方で、火の危険性や正しい使い方に慣れることが大切だと思う方もいます。
自分たちの目的や必要としている機能に注目し、しっかりと比較して選びましょう!
次回もよろしくお願いします。