2022.09.20
ペットと暮らすための家づくり ~犬編~
こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホーム八戸店です。
今回はペットと暮らす家についてご紹介します。
まず最初に、ペットと一緒に暮らす家を作るにあたって知っておきたいことがあります。それはペットの習性についてです。
新しい家を作る前から家族として一緒に暮らしている場合は、ある程度自分のペットの習性については把握していると思いますが、家を建てるタイミングでペットを新しい家族として迎え入れるという場合は、しっかりと習性を把握して、ペットも人間も快適に暮らせる家づくりを考えていきましょう。
それでは、犬編と猫編に分けて紹介していきますね。
犬の習性と特徴
・運動(お散歩など)が大好き
・壁に寄りかかり寝るのも好き
・ひとりぼっちは大嫌い
・暑いのが苦手
犬と暮らす家のアイディア
〇土間がつながるシューズクローク
玄関の横に大容量のシューズクロークを設けることのより、犬のリードやマナー袋などの散歩道具、ペットキャリーやペットカートといったかさばるものをそのまま収納でき、玄関先をいつもスッキリと保つことができます。
〇玄関付近の洗い場・シンク
玄関脇にペットシンクを設けると、散歩の際に汚れてしまった犬の足をここで洗うと気持ちよくお家に上がれます。タオルにもすぐ手が届き、シャンプー台としても便利な空間です。
〇安全な床材
ツルツル滑りやすい床は、犬の足腰の負担となることもあります。特に、股関節脱臼や椎間板ヘルニアになりやすい犬種は要注意です。関節を傷めないよう、滑りにくい床材を選んであげましょう。
また、水分や汚れに強く掃除がしやすい・キズが付きにくいといったポイントも重要です。フローリングのフロアコーティングをする場合は、犬の口に入っても安心な成分を使用した製品を選ぶと安心です。
〇おこもりスペース
犬の先祖が洞窟や穴ぐらで過ごしていたことから、現代の犬もこもった空間を好む習性があります。リビングの一角に犬用のスペースを設けると、リビングと程よい距離感があるため、犬がおこもりスペースで過ごしている時もお互いの様子を身近に感じることができます。
〇フードやシーツのストック収納
毎日消費するドッグフードやペットシーツ。まとめ買いしておけば買い物の回数を減らせますし、いつも少し多めに在庫を持つようにすることで、非常時の備えにもなります。
〇玄関の飛び出し防止
玄関を開けた時に、犬が興奮して外へ飛び出してしまうこともあるかもしれません。飛び出しが思わぬ事故や迷子につながることもあります。特に交通量の多い道路沿いや人通りが多い場合は注意が必要です。
玄関と室内の間に扉を設けることにより、事故防止のほか、犬が苦手な人が訪れたときなどにも来客対応しやすくなります。
運動やリラックスできる場所、自然を感じられる場所、家族の存在を感じながらも距離感を保てるスペースなど、犬も飼い主も心地よく毎日過ごせる空間を意識することが大切です。
次回もよろしくお願いします。