こんにちは!

八戸市の工務店、タナカホーム八戸店です。

 

今回は「アスファルトとコンクリート」についてお話します。

 

①アスファルトとコンクリートの違い

アスファルト

ガソリンや軽油などの燃料を作った時に最後まで残る残留物でできています。

アスファルトは常温だと固まっていて、高温になると液状になるという性質がありますが、これに砂利を混ぜたものがアスファルトになります。

正式名称は「アスファルト合材」と言います。

原油の炭化水素を主成分としているので、熱を加えると溶解するという性質を持っています。

コンクリート

砂や砂利・砕石・水をセメントに混ぜて固めたものです。

セメントとは石灰石や粘土なんかを焼成して粉砕した粉末のことで、接着剤の役割をしています。

 

アスファルトは原油で出来ていて、コンクリートは砂や砂利で出来ているという、全くもって違うものです。

 

②アスファルトのメリット・デメリット

メリット

・工期も短く、養生期間も短い

・表面は滑りにくい

・透水性があり、水たまりができない

・凍害に比較的強い

デメリット

・耐久性がやや低い傾向

・夏場など熱を持ちやすい

・全体が暗い印象になる

 

③コンクリートのメリット・デメリット

メリット

・経年劣化がほとんどない

・明るい床面になる

・夏場に熱がこもりにくい

デメリット

・継ぎ目(目地)を作る必要がある

・完全硬化まで1週間ほど時間がかかる

・雨の日に滑りやすい(表面仕上げで対応は可)

 

一般的な戸建ての規模ならば価格差はそうありません。

アスファルトとコンクリートそれぞれのメリット・デメリットなども踏まえよく検討してみてくださいね。

 

次回もよろしくお願いします。